【旅ログ】九州旅行おすすめスポット in 大分
こんにちは!よっしぃです!
前回から九州旅行のおすすめスポットを紹介していますが、今回は第2回となります!
第1回福岡編をまだ読んでいない方はこちらから。
福岡も素晴らしいところでしたが、大分もまた素晴らしいところでした。
そちらはこれから紹介していくとして、ここでは福岡→大分への裏話を。
今回の旅行はレンタカーがあるので陸路移動でした。
なので、運転免許保持者でドライバーを交代しながら移動をしていきましたが、なぜか僕だけ「走行距離100km」がノルマでした。
理由は、よくハンドルをとってくれるから。
みんながハンドルを握りたがらないから運転してるのに。(笑)
まぁ、車の運転は好きなので走るのは良いけど、距離が長い!
県境をまたぐのは僕の仕事でしたね。(笑)
そんな裏事情もありつつ、一行は福岡を飛び出し、次の目的地へ向かいます!
第2回は大分編!
それではどうぞ!
[大分編目次]
1.大分はワインの名産地
2.必見!別府地獄めぐり!
2-1.龍巻地獄
2-2.血の池地獄
2-3.かまど地獄
2-4.鬼山地獄
2-5.白池地獄
2-6.海地獄
2-7.鬼石坊主地獄
3.至高のコテージ。〜危険な峠の先に〜
4.まとめ
1.大分はワインの名産地
福岡を出発し、10時ごろに最初の目的地に到着しました。
「安心院葡萄酒工房」です!
国産ワインで有名なのは、北海道や山形、長野、山梨が最も有名だと思います。
僕が訪れたここ安心院(「あじむ」と読みます)もワインの製造を行っています。
「安心院葡萄酒工房」はワインを生産するワイナリーです。
工房の敷地内にぶどう農園があり、ここで収穫したぶどうがワインに生まれ変わっていきます。
少し見辛いですが、奥のドーム状のものの下にぶどうの木が植わっています。
収穫時期はとっくに過ぎていたので、ぶどうはなっていませんでした。
またシーズンにリベンジ!
工房敷地内は見学自由でしたので、様々な施設を見学できます。
↑資料館も併設されており、ワインを楽しむためのグラスや食器の歴史についても学ぶことができました。
↑貯蔵室かな?
ワインは樽の中で一定年数熟成させてから、僕たちの元に届きます。
資料館を出て、高台へ登ります。
↑良い眺め!
高台に登ってわかったのですが、こちらのワイナリーかなりの敷地を有しています。
それだけワイン造りにこだわりがあるとわかります。
最後に工房併設のお店に立ち寄り、ワインの試飲をさせていただきました。
赤ワインから白ワインまで、加えてぶどうの品種まで違うので、それぞれの個性を楽しむことができました。
ここで僕はワインを2本購入しました。
甘口の白ワインとミドルボディの赤ワインです。
僕が購入した赤ワインは日本固有の「マスカットベリーA」という品種を使っていて、香り豊かで、渋みが少なく、初めて赤ワインを飲むという方にオススメしたいと思います。
丁度お昼の時間だったので、工房の駐車場の横にレストランがあったので、そこで昼食を取りました。
リーズナブルなメニューが豊富ですが、他にも牛肉のステーキなど豪華な食材も食べられます。
工房を訪れたらこちらも是非。
もちろん、飲酒運転はダメですよ。
ワイン生産で有名な他4県と比較してしまうとまだまだ全国的な地名度が低い安心院のワインですが、個人的には有名どころに負けず劣らずでとても美味しいワインだったと思います。
東京で見かけたら購入したいほどですし、なんなら安心院に行って購入しても良いくらいです。
全国のワイン好きの皆さん、「安心院葡萄酒工房」を一度訪れてみてはいかがでしょうか?
2.必見!別府地獄めぐり!
大分といえば有名なのが温泉ですよね。
別府や由布院がまさにそれです。
その温泉にまつわる大分で超有名な観光スポットが
「別府地獄めぐり」です!
なぜ「地獄」と名前がついているかと言いますと、
ここ鉄輪・亀川の地獄地帯は、千年以上も昔より噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことが「豊後風土記」に記せられ、近寄ることのできない忌み嫌われた土地であったといわれています。
そんなことから、人々より、「地獄」と称されるようになりました。
今も鉄輪では温泉噴出口を「地獄」とよんでいます。
(別府地獄組合HPより)
とのことです。
千年以上前というと平安時代あたりでしょうか。
この時代から温泉はあったのかなー。
それでも自然と噴気な熱湯が湧き出すその土地は、当時の人からしたらまさに地獄のような光景だったのかと思います。
地獄めぐりを行って感じた注意点として、「龍巻地獄」と「血の池地獄」は他の5ヶ所から少し距離があります。
「かまど地獄」「鬼山地獄」「白池地獄」「海地獄」「鬼石坊主地獄」は徒歩で巡れるほど距離が近いのですが、「龍巻地獄」と「血の池地獄」は離れた場所にあるので、徒歩で巡る方はバスが出ていますので、そちらのご利用となります。
バス利用だと全部を回り切るのに3時間くらいはかかると思います。
なので、運転免許があればレンタカーを利用することをオススメします。
2-1 龍巻地獄
地獄めぐりをするにあたって、どこから攻略するかという話になりました。
推奨ルートはあるものの、特に回る順番は決まっていないようなので、僕たちは一番距離が遠い「龍巻地獄」と「血の池地獄」から地獄めぐりをスタートさせました。
↑パンフレットと観覧券をもらいます。
観覧券はそれぞれの地獄で入場口にいる係の人に渡すことで入場できます。
車を駐車場に止めて、血の池地獄で受付を済ませたところ、あと20分で龍巻地獄が見られるということで、血の池地獄の隣りにある龍巻地獄へ。
龍巻地獄は「間欠泉」のことです。
数十分に1度、約100℃もの熱湯が吹き上がります。
↑吹き上げる前がこんな感じ
周辺には長椅子があったので座って待ちます。
今かいまかと待っているとアナウンスが流れます。
さぁ、龍巻地獄が始まります!
轟音とともにものすごい勢いで熱湯が吹き上がりました!
↑近くで見るとこんな感じです。
安全のため屋根が作られているのですが、本来なら約30mも吹き上がるそうです。
間欠泉というと海外のイメージがあったのですが、日本で見られるとは思っていなかったので感動しました。
それから、結構長いこと吹き上がるものだなと思いました。
体感で5分以上は吹き上げ続けていたかなと思います。
自然の力はすごいですね。
2-2.血の池地獄
龍巻地獄に圧倒された一行は隣の「血の池地獄」を目指します。
距離でいうと歩いてすぐです。
「近くのコンビニ行ってくる」よりも近いです。
感想は、思っていたより赤いです。
百聞は一見にしかず!
まさに「血の池」。
湯気も立ち込めています。
↑知らない間に撮られてた。(笑)
高台に登ることもできます。
ちょっと暗いですけど、景色は良いです。
「血の池地獄」がなぜ赤いかというと、
地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まります。
(別府地獄組合HPより)
という理由からなんですね。
とても不思議ですね。
施設内には足湯もありますので、温まりたいなと感じている方、足湯好きな方は利用してみては。
足拭き用タオルの貸し出しは行っていないのでご注意を。
2-3.かまど地獄
車で移動して、次なる目的地「かまど地獄」にやってきました。
かまど地獄とは、
泉温90度の温泉が噴気とともに湧出。
古来より氏神の竈門八幡宮の大祭に、地獄の噴気で御供飯を炊いていたことがその名に由来。
かまど地獄は1丁目〜6丁目までさまざまな湯の池がある。
(別府地獄組合HPより)
とのことで、実際様々な種類の池がありました。
まず、1丁目がこちら。
硫黄の匂いとともに熱泥がボコボコと吹き出しています。
石橋のちょうど真下あたりですね。
次が2丁目です。
地味な絵面ですみません。
しかし、これもしっかり地獄です。(笑)
岩に空いてる穴から湯気が吹き上がっています。
ここでお供え物のご飯を炊いていたのですかね。
次が3丁目です。
鮮やかなブルー!
この池も化学反応でこのように色付いているのでしょうか。
実物はもっと綺麗なのでぜひ見て欲しい!
次は4丁目になります。
こちらも1丁目と同様、熱泥が吹き出しています。
1丁目との違いは硫黄の強い匂いがしない点だと思います。
鼻が利く人は感じるかもしれませんが、僕は気にならなかったです。
また、水分量が多いからか泥がサラサラしている印象です。
次は5丁目です。
広い池に綺麗な水色の池です。
湯気が立ち込めており、日によってはブルーやグリーンに色付くこともあるそうです。
色の違いも楽しめる場所となっています。
1つ注意点としては、5丁目から6丁目にかけては通路が狭くなっているので、人とすれ違うときは譲り合ってください。
トラブルに発展するとせっかくの観光が台無しですからね。
さぁ、最後が6丁目です。
こちらも熱泥が吹き出している池になります。
1丁目、4丁目との違いは、水分量が少なく、ポコポコと吹き出している印象です。
湯気が立ち込めているので、水面は見えづらいかなと思います。
こちらも施設内に足湯がありますので、一休みしたい方は誰でもご利用できます。
2-4.鬼山地獄
鬼山地獄は今まで紹介してきた地獄とは少し変わった地獄になります。
鬼山地獄は別名「ワニ地獄」と呼ばれており、温泉熱を利用し、ワニの飼育を開始したことから、この別名で親しまれています。
もちろん温泉も湧き出しており、その温度は約99℃!
湯気の量もすごかったです。
入場してすぐに大きな池があります。
こちらが湧き出している温泉になります。
湯気に手をかざしただけでもかなり熱いので、手はかざさず、近くを歩く際は火傷に十分ご注意ください。
こちらが名物のワニたち。
施設内にはこういった池がいくつかあり、大小様々なワニがいます。
迫力がすごいです。
ワニたちを刺激しないように静かに見学しました。
そんな中、心和む光景が。
地獄に猫が。
日向ぼっこをしていたのかな。
写真を撮ったり、様子を見たりしばらく見ていましたが、全く動きませんでした。
鬼山地獄に行けば、皆さんも会えるかも。
それにしてもかわいい。
猫に別れを告げて次の地獄に向かいます。
2-5.白池地獄
白池地獄は、これまた違った印象の地獄です。
日本庭園の落ち着いた雰囲気の中に、青みがかった白い池が現れます。
美しいです。
池が色付く理由として、
噴出時は透明な湯が、池に落ちた際、温度と圧力の低下により青白く変化するためである。
(別府地獄組合HPより)
ということです。
温度と圧力が低下するだけで色付くなんて不思議ですね。
白池地獄の見どころはこれだけではありません。
写真映りが悪くてわかりにくいと思いますが、白池地獄の敷地内には熱帯魚館が併設されており、 温泉の熱を利用して熱帯魚が飼育されています。
ご存知ピラニアから世界最大の淡水魚ピラルクもご覧になれます。
特にピラルクはその大きさに驚くこと間違いなしです。
日本庭園と熱帯魚という組み合わせにギャップを感じつつも、次の地獄へ向かいます。
2-6.海地獄
白池地獄から歩くと少し距離がありましたが、海地獄を目指します。
施設に入場すると大きな池があります。
普段は池一面を睡蓮で埋め尽くされ、季節になると綺麗な花が咲き乱れるそうです。
3月上旬だったので景色が寂しいです。
池を眺めつつ、おみやげ屋さんを通り過ぎると「海地獄」が現れます。
美しい青色!
池の大きさも他の地獄と比べると一番大きいかな。
海地獄の青色は、
温泉中の成分である硫酸鉄が溶解しているためです。
(別府地獄組合HPより)
という秘密があるからです。
確かに少し硫黄の匂いが。。。
この海地獄、他にも見所があります。
海地獄から少し離れた場所に温室があり、そこでは南米原産の「オオオニバス」を見ることができます。
ここでも温泉熱を利用して栽培されているようです。
温泉さまさまですね。
奥に皿のような葉っぱが見えると思いますが、この葉っぱ、大きいものだと小学校低学年(体重20kgまで)ぐらいの子は乗ることができるそうです!
あ、もちろんここでは乗ったらダメですよ。(笑)
温室から出るとまた不思議な光景が。
どこかで見たような光景が。
「血の池地獄」を彷彿とさせます。
海地獄と同じ敷地内ですが、こちらの池は真っ赤に染まっています。
成分の違いでしょうか、実に不思議です。
ここ海地獄では色のコントラストも楽しむことができます。
こちらの海地獄には足湯があります。
ここではタオルの購入が可能ですので、気兼ねなく楽しんでも良いのではないでしょうか。
タオルのお値段は200円となっております。
ご利用の方は是非。
他にも売店やレストランもありますので、小腹が空いた方、食事を楽しみたい方も是非ご利用ください。
さぁ、海地獄を後にして最後の地獄へ向かいます!
2-7.鬼石坊主地獄
地獄めぐり最後の1箇所となりました。
鬼石坊主地獄の名前の由来は、
灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ている事から、「鬼石坊主地獄」と呼ばれる様になったそうです。
(別府地獄組合HPより)
とのことです。
場所は「海地獄」の隣にあります。
鬼石坊主地獄はこれまでの地獄とは少し違った景色が広がっていました。
いくつもの小さな池に分かれたその底から、熱泥が湧き上がっています。
激しく湧き上がることはせず、ポコポコ湧き出すイメージです。
泥が吹き出した後の形も様々で、綺麗な円形なものもあれば楕円形のものもあります。
全体的な雰囲気として、日本庭園の様な落ち着いた場所になります。
他の地獄に比べると地味な印象を感じるかもしれませんが、逆にこの落ち着いた雰囲気に浸って地獄めぐりを終えるのも良いかと思います。
こちらも敷地内に足湯がありますので、もし訪れる最後の地獄となりましたら、記念に楽しんでみてはいかがでしょうか?
地獄めぐりはいかがだったでしょうか?
それぞれに特色があり、自然の作り出す不思議な景色を楽しむことができます。
大分を観光するなら絶対に外せない観光スポットとなりますので、皆さんも大分を訪れた際には是非足を運んで見ては?
3.至高のコテージ〜危険な峠の先に〜
地獄めぐりを終えた僕たちは宿泊先に向かいます。
ただ、地獄めぐりに予想以上に時間がかかったため、チェックインに間に合うかどうか。
大分では市街の宿が取れず、山奥のコテージとなりました。
「雰囲気良さそう」と感じるかと思いますが、そこまでの道のりがすごかった。
徐々に少なくなっていく街灯、深くなる山道、片側一車線の峠道、しかもガードレールがない!
脱輪でもしようなら真っ逆さまに谷底へ。
道があっているのか間違っているのかもわからぬまま、ナビに入力した住所を頼りに道を進みます。
車もすっかり泥に汚れ、気がついたら山の上の開けた草原に出ました。
そこに現れたのが今回の宿になります、
「久住高原コテージ」
です!
↑部屋からの景色です。
素晴らしいですよね!?
これが試練を乗り越えた者のみ拝むことができる景色か。←やかましい。
部屋の様子はこちら。
山の上だったので結構寒かったです。
こたつとストーブはありがたいです。笑
部屋に入ったのは束の間、チェックインした時間が予想通り遅くなったので、夕食もすぐになりました。
到着が遅くなったにも関わらず、スタッフの方々には丁寧な対応をしてくださいました。
ありがとうございました。
しかし、この夕食がすごかった。
なんと豪華な懐石料理!!
しかもコース料理!
お品書きまであります。
大分を訪れてもなお、大学生が食するにはあまりに豪華な夕食をいただきました。
夕食を終えてしばらくしてから宿の温泉を堪能しました。
とても広い温泉だったので様々な泉質を楽しめましたが、何と言っても露天風呂が素晴らしかったです。
街灯がない山の上、澄んだ空気、綺麗な冬の星空が広がっていました。
空気はとても寒かったですが、山の上ならではの景色を堪能できました。
温泉を楽しんだ後は部屋に戻って宴会を始めました。
3〜4種類ほどあったので、お酒好きな方にはオススメです。
ただ、コテージまでの道のりにコンビニが皆無なので、部屋で宴会をやる際には、市街にいる間にお酒やおつまみを買っておくことを推奨します。
この他にも麦焼酎や午前中に買ったワイナリーのワインなどを飲んで、真面目な話からくだらない話までして夜が更けていきました。
「久住高原コテージ」までは出発地点からのルート次第では危険にも安全にもなります。
しかし、それを乗り越えた先には素晴らしい景色、食事、お部屋、スタッフの方々のおもてなしが待っています。
僕は宿泊して本当に良かったと思ってます。
自然の雄大さを感じながら、都会の喧騒から離れた場所で、非日常を感じてみてはいかがでしょうか?
4.まとめ
さて、今回は九州旅行おすすめスポットの大分編をお送りして来ましたが、いかがだったでしょうか?
大分編をまとめると、
「自然の息吹を感じられる場所」
だと思います。
地獄めぐりでは、歴史と共に脈々と受け継がれて来た景色、久住高原コテージでは、火山地帯が作り上げた雄大な自然、大分を訪れなければ感じることができない自然の息吹があなたを待っています。
温泉以外の楽しみ方を大分は提供してくれます。
大分を訪れたことがある人も、これから訪れる人も、僕のブログが今一度大分の魅了を考え直し、楽しむきっかけとなれば幸いです。
次回は最終回!
第三回宮崎編をお送りいたします!
それでは!
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